Hey! Say! JUMP の山田涼介が7日、都内で行われた主演映画『記憶屋 あなたを忘れない』(1月17日公開)成人式イベントにサプライズで登壇し、新成人に向けて人と人との繋がりの大切さを説き、家族への感謝を述べた。イベントには芳根京子、ブラザートムも出席した。

 本作は、シリーズ累計50万部を突破した織守きょうやの小説「記憶屋」を、『ツナグ』『僕だけがいない街』の平川雄一朗監督で映画化したもの。恋人が自分の記憶だけを失ってしまった青年・遼一(山田)が、その記憶を取り戻すために“記憶屋”と呼ばれる人物を探す過程で、大切なものに気づいていく姿を描く。


 新成人たちにはサプライズだったため、ステージに山田が登場すると、客席からは悲鳴に近い歓声が上がる。この日は「大人になる不安や、記憶屋に消してほしいような悩み」に山田や芳根が答えるというコーナーが展開。「将来自立する時期が来ると思うと不安で、いまからどんな準備をしたらいいか」という女性の悩みに対し、山田は「人は人と支え合って生きているので、無理して自立しようと思うよりも、周りとの関係を深めて、本当に大切だと思える人を見極める力を養うことも大切」とアドバイスを送る。

 さらに成人式の日に、感謝の気持ちを込めて両親に思い出に残るプレゼントをしたいという女性に山田は「高価なものより、記憶に残るものがいい」と提案すると「着物姿を最初に親に見せてあげるとか、手紙を送るとか……そういうのが嬉しいかもしれませんね」と具体的にアドバイス。芳根も「なにをプレゼントしようか……と考える時間が愛情だと思う」と気持ちの大切さを説いていた。

 また、家族や恩人へのエピソードを問われた山田は「ジャニーズあるあるかもしれませんが」と前置きすると「姉と母親が勝手に(ジャニーズ事務所に)履歴書を送ったんです。そのときはサッカーを本格的にやっていたので、(芸能界への)興味はなかったのですが、いまはこの仕事が天職だと思っているので、機会を作ってくれた家族には感謝です」と笑顔を見せると、芳根も「家族はみんな感謝しています。なかでも母親はとてもパワフルでポジティブなので、わたしが落ちそうなとき、絶対に元気になるようなことを言ってくれます」と家族の大切さを強調していた。(磯部正和)

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